家族5人の旅行の予約って、正直めんどうくさくないですか。
私は小学生3人の子どもを持つ親です。今回、大人2人・子ども3人で、フェリーに乗って佐渡に行ってきました。船の料金は大人と子どもで違う。車は載せるのか、向こうでレンタカーを借りるのか。調べ始めると1時間があっという間に溶けます。
しかも自分は夜勤明け。頭が回らない状態で佐渡汽船のサイトを開いて、予約ページを探し、時刻表と運賃表を行ったり来たり。本当に挫折しかけました。
そこで、AIに手伝ってもらうことにしました。
この記事では、家族5人の佐渡旅行で、フェリーの便選び・料金の比較・予約の準備をAIにどこまで任せられたのかを、実際のやり取りごと紹介します。
- AIに送った文章(そのまま載せます)
- AIができたこと・できなかったこと
- 車を載せるか、現地でレンタカーを借りるかの料金比較
- そのままコピペして使えるプロンプト
なお、私が使ったAIは Claude(Claude Code) です。ChatGPTなど他のAIでも、似たことはできると思います。
結論:AIは「予約確定の一歩手前」まで任せられた

先に答えを書きます。
できたこと
- 便の比較
- 家族5人分の料金の計算
- 車ありと車なしの損得勘定
- 予約画面に入力する内容の整理
できなかったこと
- 予約サイトへのログイン
- 個人情報の入力
- 決済(=確定ボタンを押すこと)
つまり、面倒な「調べる・比べる・迷う」はAIが引き受けてくれて、最後の数分だけ自分がやる。これが今のAIとの現実的な付き合い方でした。
以下、実際のやり取りをそのまま書きます。
AIに送ったのは、たった一行

自分が最初にAIに送ったのは、この一行です。
8月6日出発 佐渡行きのフェリー ホテルオークラ新潟近く
丁寧な文章でもなんでもない。思いついた単語を並べただけです。
それでも返ってきたのは、新潟港(万代島ターミナル)発の便の比較表でした。ホテルから車で約5分、という距離まで添えて。
旅行の計画をAIに頼むとき、きれいな日本語を考える必要はありません。 ここが一番言いたいところです。
AIに料金比較を任せてみた
つまずき1:新潟から佐渡へは、港が2つある

調べていて混乱したのがこれでした。新潟県から佐渡へ渡る航路は2つあります。
そこで、そのまま聞きました。
新潟から佐渡いくフェリーが2箇所あるみたいなんだけど、近いのはどこ
答えはこうでした。
| 航路 | 出発港 | 到着 | ホテルオークラ新潟から |
|---|---|---|---|
| 新潟航路 | 新潟港(万代島) | 両津港 | 車で約5分 |
| 小木航路 | 直江津港(上越市) | 小木港 | 車で約2時間 |
同じ「新潟県の港」でも、2時間違う。危ないところでした。
自分で調べていたら、たぶん気づくのに30分はかかっています。「よく分かってない状態のまま、雑に聞ける」のがAIの一番いいところだと思います。人に聞くと、こんな初歩的なことは少し恥ずかしい。
つまずき2:車を載せるか、佐渡に着いてから借りるか

次に迷ったのがこれです。マイカーをフェリーに載せるか、身ひとつで乗って佐渡でレンタカーを借りるか。
これも投げました。
大人2人小学生3人車なしと車ありの値段を出して
返ってきた金額がこちらです(旅行前に調べた時点のものです)。
- 車あり(カーフェリー2等+乗用車)往復 約58,460円
- 車なし(カーフェリー2等・徒歩乗船)往復 約25,020円
差は3万円以上。一瞬「車なしだな」と思いました。
でも、ここで終わらなかったのがよかった。続けて佐渡のレンタカー代を調べてもらったら、5人が荷物を積んで乗れるクラス(シエンタやフリード級)は2泊3日で3万円台。
つまり、こういうことでした。
| 方法 | フェリー往復 | 現地レンタカー | 合計 |
|---|---|---|---|
| マイカーを載せる | 約58,460円 | 0円 | 約58,460円 |
| 徒歩乗船+レンタカー | 約25,020円 | 約30,000円〜 | 約55,000円〜 |
3万円以上あったはずの差が、ほぼゼロになりました。
しかも8月上旬は5人乗りクラスから先に埋まる、という指摘つきでした。「安いほうを選んだのに、車が確保できなくて詰む」という最悪パターンが見えた瞬間です。
一人で電卓を叩いていたら、たぶん目先の3万円だけ見て決めていました。
AIがどこまでやってくれるのか、確かめたくなりました。
「AIで旅行の予約はできるの?」と聞いてみた

ここまで来て、本題を聞きました。
佐渡に行く船の予約ってできるの
返ってきたのは、こういう内容でした。
AIにできたこと
- 便の比較
- 料金計算
- 空き状況の調査
- 予約手順の準備
- 入力内容の下書き
AIにできなかったこと
- 予約サイトへのログイン
- 個人情報の入力
- クレジットカード情報の入力
- 決済(確定ボタン)
**「安全のため、カード情報や個人情報の入力は代行しない設計になっている」**とのこと。
正直、少しがっかりしました。でもすぐに「まあ、それはそうか」と思い直しました。
もしAIが自分のカード情報を勝手に打ち込んで決済までできてしまうなら、それは便利さより怖さのほうが勝ちます。子どもの学校の書類ならまだしも、お金が動く操作を全部任せる気にはなれません。
その代わり、こういうものを作ってくれました。
■ 往路 乗船日:8月6日 区間:新潟港 → 両津港 船種:カーフェリー 人数:大人2名・小児(小学生)3名 車両:乗用車1台(4m以上5m未満)■ 復路 乗船日:8月8日 区間:両津港 → 新潟港 (以下同じ)
公式サイトを開いて、この通りに選んでいくだけ。迷う要素がゼロの状態で予約画面に向かえました。
実際の予約作業は、5分もかかっていません。
結果:マイカーをフェリーに載せて行ってきました

最終的に、AIのおすすめ通りマイカーを載せる案を選びました。
佐渡は想像よりずっと大きい島です(一周200km以上)。自分の車がそのまま使えるのは、子ども3人連れにはかなり大きかったです。荷物を積みっぱなしにできるのも助かりました。
もし車を借りる選択肢を選んでいたら、自分の車を新潟港付近に停める駐車場の手配、レンタカーの手配、借りたレンタカーの給油代。お金はもっとかかっていたかもしれません。
実際に行ってみて、車がそのまま使えたのは大きかったです。佐渡は移動距離が長いので、子どものぐずるリスクもだいぶ減ったのだと思います。
AIに旅行の計画を頼むときの注意点

便利だった一方で、「ここは気をつけたほうがいい」と思った点があります。
① 料金とダイヤは変わる 佐渡汽船は2026年4月1日に運賃改定をしています。この記事の金額も、あくまで私が旅行前に調べた時点のものです。予約するときは必ず公式サイトで最新の金額を見てください。
② 空席状況はリアルタイムでは分からない AIが調べられるのは「一般的にこの時期は混む」までです。今この瞬間に空いているかは、予約サイトでしか分かりません。
③ AIは間違えることがある もっともらしく間違った金額を出すこともあります。最終的な数字は自分の目で公式サイトを確認する。これだけは省かないほうがいいです。
④ お金と個人情報が動く操作は自分でやる これはAI側が断ってくれましたが、仮に「できます」と言われても、任せないほうがいいと思います。
そのままコピペして使えるプロンプト

「雑でいい」と書きましたが、最初から情報が揃っているとさらに速いです。私が今もう一度やるなら、こう送ります。
8月6日出発、8月8日に帰ります。大人2人、小学生3人の家族5人です。新潟から佐渡へ旅行したいです。泊まるのはホテルオークラ新潟の近くです。車をフェリーに載せるか、佐渡でレンタカーを借りるか迷っています。料金と移動時間を比較して、おすすめを教えてください。
日付・人数・出発地・目的地・迷っていること。この5つを書くだけです。
行き先を変えれば、そのまま他の旅行にも使えます。
まとめ:AIは「決める人」ではなく「調べて並べる人」

今回いちばんの学びはこれでした。
AIに丸投げしても旅行は完成しません。 でも、旅行の準備でいちばん時間を食う「調べる・比べる・計算する」の部分は、ほぼ全部渡せます。
自分がやったのは、
- ざっくりした希望を打ち込む(日付と行き先だけ)
- 出てきた比較を見て、迷ったところをまた聞く
- 最後に自分で決めて、確定ボタンを押す
この3つだけです。専門知識もコードもいりません。打ったのは日本語だけでした。
逆に、これはAIに任せちゃいけないな、と思ったこと。
- 最終判断(結局どれを選ぶかは自分の家族の事情次第)
- 個人情報とお金が動く操作
- 「本当にその料金で合ってるか」の最終確認
もし今、旅行の計画を前にして手が止まっているなら、まずは自分と同じくらい雑に投げてみてください。
そして最後の確定ボタンだけ、自分で押す。
このくらいの距離感が、いまのところ一番ちょうどいいと感じています。
佐渡での旅そのものについても、また別で書きます。続きます。
※記事内の料金・所要時間は、2026年8月の旅行前に調べた時点の目安です。運賃・運航スケジュール・予約条件は変更される場合があります。最新の情報は佐渡汽船の公式サイトでご確認ください。

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